豊胸術について
美容外科の豊胸術には、どんな方法があるのでしょう。人工乳腺法。脂肪注入法。そしてヒアルロン酸注入。これらは豊胸という同じ目的を持ちながら、まったく違ったアプローチをとります。具体的にその施術法を見ていきましょう。
ヒアルロン酸プチ豊胸術
「プチ整形」という言葉がもてはやされて久しいですね。プチ整形の代名詞のように扱われることの多いヒアルロン酸注射。豊胸術においてもメスを使わない、人工物を挿入しない施術として、リスク回避の優等生的存在となっています。ヒアルロン酸は、もともと皮膚や関節の滑液の主成分。関節痛などの治療に整形外科等で一般的に使われています。保水力、親水力に優れ、シワやたるみへの作用で美容業界でもひっぱりだこのヒアルロン酸ですが、安全性が高い反面、効果持続力の乏しさが難点。年中行事としてヒアルロン酸注射をしに毎年クリニックに行く人もいますが、慣れは禁物です。また、施術者の経験とセンス次第で胸のラインが違ってくるので実は難しい施術であるとも言われています。
脂肪注入による豊胸術
脂肪注入法は、いわば皮下脂肪のリサイクルです。お腹や太ももから吸引して取り出した余分な脂肪を、胸に注入して有効活用しようというもの。自分の体内の組織だけに拒絶反応の心配がなく、違和感のない自然な豊胸が期待できます。ただ、注入した脂肪がきちんと胸の脂肪として生着する確率は意外に低く、20%から30%とされています。また、思いきりバストアップ!というより、あともう少しだけ大きくしたいという控えめ豊胸向きです。脂肪注入法は、異物を入れる人工乳腺術には抵抗がある人や、脂肪吸引のオプション的にバストへの注入を検討するケースが多いようです。しかし立派に移植術であり、注入する脂肪の選別も含めて、高い技術が必要とされます。
人工乳腺による豊胸術を失敗しないために
人工乳腺というと新しい豊胸術のように思えますが、シリコン挿入といえば「ああ、あれか!」と納得の昔からある豊胸法です。胸の底上げですね。ただ、素材の種類はシリコンだけでなく様々なものが研究開発され、クリニックで使われています。「バイオセル」「アナトミカル」「コヒーシブ」など。クリニックによってはオリジナルを謳っているところもありますが、通常は輸入ものです。一般的な術法としてはワキの下の皮膚をシワに沿って切開し、素材バッグを挿入。費用はおおむね100万弱となります。費用負担からも失敗は避けたいところ。また素材を包むバッグの表面がつるつるしているタイプのモノは、アフターケアとしてマッサージ必須となるようです。失敗回避はクリニック選びから。率直に質問を投げかけ、誠意ある対応をしてくれるところを探しましょう。
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